“人はされたことしかできない”
“されたことはできるようになる”
とよく言われています。
それと
“思いやりのある子に育ってほしい”
という願いをよく聞きます。
つまり太郎くんの分かれ道とは
こうゆうことなのかもしれません。
小学校に行って
友だちとの帰り道
ランドセルを背負って走って帰っていた途中で
友だちが転んだとき
そのまま走っていってしまう子と
振り向いて「大丈夫?」と声がかけられる子になるか
この分かれ道なんですね。
「なんで転んでるんだよ。先に行くぞ」
「大丈夫か?」とそばに来てくれる
大きな大きな分かれ道ですね。
ひとりの帰り道で転んだときも
ズボンをめくって公園の水道で傷を洗って
家に帰ったらカットバンを貼って
保育園のときに先生がしてくれたこと
お母さんがしてくれたことが
ちゃんと自分でできるようになるんですね。
〜心身ともに健やかに〜
痛かったのは身(体)だけではなく
あのとき太郎くんが転んで起き上がらなかったのは
心も痛かったのですね。
ーMISAー