ある朝、保育園の庭に大きな石が置いてあった。
登園してきた子どもたちは大騒ぎ。
さて
子どもたちの楽しそうな会話をちょっと聞いてみましょう。
「せんせい、なにこれ?」
「え〜どうして こんな おおきな いしあるのぉ〜」
「だれが もってきたの?」
「うちゅうから とんできたんじゃない?」
「え〜 うちゅうじん!?」
「なになに? おしえて〜」
「よる、だれか きたの?」
「でもさぁ〜 これ どうするの?」
「ここに ずっと おいておくの?」
「ねぇ ねぇ これ どうする?」
「おイスにする?」
「すわったら いたいね」
「サッカーするとき いしに あたっちゃうね」
「のって ジャンプしてみる?」
「でもさ〜ひよこぐみの あかちゃんが ぶつかったら かわいそうだよね」
「どうやって どかす?」
「おもたいよね」
「もてないよね」
「でもさ〜 どこにもっていくの?」
「おすなばの やまに したらどうかな?」
「どうやって もっていくの?」
「みんなで おしてみる?」
「いっせぇのせ で やってみる?」
「いっせぇのせ!」
「うごかないね」
「どうする?」
「どうする?」
「せんせい ねぇ どうするの?」
大きな石ひとつで
このそらの下
みんなんで朝から何だかんだの大騒ぎ
子どもたちって思ったより
色々なこと想像して
考えて
ひらめいて
協力し合っているんですね。
こんな仕掛けやってみたことあります?
もしかしたら
子ども主体の保育って
仕掛けの連続なのかもねしれないですね。
ーMISAー