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人のいるあたたかさ

おはようございます。

今朝は空気が冷たいですね。
そんなとき、こんな短歌をご存知ですか?

〜「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ〜

これは、俵万智さんの短歌です。
「サラダ記念日」という短歌集がベストセラーになりましたね。
その中に収録されている冬を代表する短歌です。

「寒いね」と言ったときに
「薄着だからじゃない?もう一枚着たら」「風邪ひくんじゃない?」「昼間はあったかくなるんだって」など
解決法のアドバイスをしたり・・・
診断や安心させるような言葉かけをしたり・・・
日常茶飯事のよくある会話ですね。

俵万智さんのこの句は、カウンセリンの基本技法のひとつである
“相手の言った言葉をそのまま繰り返す”という「オウム返し」の心地よさがそのまま伝わっってきますね。

「寒いね」と話しかけたときに「寒いね」と答えてくれる誰かはいますか?
「寒いね」と話しかけられたとき「寒いね」と答えられる人になっていますか?
日々の会話の中で「この人に話しかけるとなんかホッとするな」と
心地よさをお互いが感じられる共感のコミュニケションスキルを身につけたいですね。

ちょっとした人との会話の瞬間に「人といることのあたたかさ」を感じられたら
今日のそらが曇っていてもきっと心はほっこりしますね。

「そらの会 保育・子育てカウンセリング研究所」のカウンセリング講座でお待ちしております。
今日1日のどこかで“人のいるあたたかさ”を感じることができますように。
“いってらっしゃい”

ーMISAー