ーニュートラルの旅の途中ー
『いつも笑顔でいなくてもいいんだよね』
『みんなの前で明るく振る舞わなくてもいいんだよね』
とは言えども
そう簡単なことではなかった。
生まれてから今まで ちやほやされてきて
みんなの期待に応えようと お利口さんでいることに慣れっこだったし
自分らしさやその雰囲気を壊さず作り続けてきたわけで・・・。
そういえば
学生の時、大好きな友人にこう言われた。
「MISAって写真撮るときいつも笑ってるよね。全部同じ顔してる』
こんなサイコーのキュートな笑顔になんてこと言うの!って思ったけど
考えてみれば ”確かにそうだ” とも思った。
こんなこともあった。
ぼーっとしていたり おとなしかったりしたときに
「何かあったの? 今日元気ないね」
「あれ? MISAが笑っていない。何かあった?」
と声かけられる。
やっぱり自分の印象は
『明るくて笑っていないといけないんだな』
『静かにしているとみんなに心配かけるんだな』って思った。
ん~~~なんとも厄介だな。
そこで、こんなことをやってみた。
鏡に前で 笑顔と笑顔でない自分を比較しながらいろんな顔をしてみて
『なるほど、これが笑っていない自分か』
と確認した。
”自分を解放する”
”ニュートラルなありのままの素の自分” からスタートする
でも
お利口さんの自分 キライじゃないんだけどな。
笑顔の自分、イヤじゃないんだけどな。
カウンセリングの恩師は、いったい何が言いたかったのだろう。
こうして ニュートラルの旅は
カウンセリングの「自己理解」「自己受容」「他者理解」「他者受容」に突入する。
To be continued
ーMISAー