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ニュートラル②

ーニュートラル探しの旅への出発ー

思い起こせば
父方にとっても母方にとっても一番先に生まれたので
みんなから「お姉ちゃん」って呼ばれていたなぁ。

そういえば
おじいちゃんも おばあちゃんも
おじさんも おばさんも
みんなが「お姉ちゃん」「お姉ちゃん」と言って可愛がってくれていたなぁ。

そして

「お姉ちゃんは、いつも笑っていてその笑顔がいいね」
「お姉ちゃんは、元気で明るくていいね」
「お姉ちゃんは、お利口だね」

と言われ続けて
何をしても注目を浴びて
それが心地よくって嬉しかったなぁ。


父も母もそんな我が子が自慢でご満悦だったなぁ。

『そうだ!お父さんとお母さんのその期待を裏切ってはいけない!!』と

子ども心ながら思っていたのかもしれない・・・。



年月は流れて期待通りに育ったと思っていたけど・・・
人前では、笑顔でいることと明るいことは自然だと思っていたけど・・・

カウンセリングの恩師が

「いつもニコニコしてて笑顔だけどニュートラルに戻る時ってあるのかな。
 ニュートラルが何もない自然体で
 ニュートラルからスタートするとしたら
    MISAさんのニュートラルは 笑顔?
   でもさぁ、そのスイッチはいったい、いつどこから入るのかなぁ〜と思ってね」

って言ったから
頑張っていた自分に胸が熱くなって
肩の力が抜けて
何やってるんだろうって思って
なんでいい子をしていたのがバレちゃったのって思って
でもこれ自然なのに・・・って混乱しちゃって

脳の意識が忙しく動いたけど

心はなぜか素直で正直で

『そうだよね。いつも笑顔でいなくてもいいんだよね』
『みんなの前で明るく振る舞わなくてもいいんだよね』


って
自分を解放するきっかけの言葉となって
言われた瞬間、思わず涙が込み上げてきたのかもしれない。

To be continued 

ーMISAー