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太郎くんの分かれ道③

“人はされたことしかできない”
“されたことはできるようになる”


とよく言われています。



それと




“思いやりのある子に育ってほしい”


という願いをよく聞きます。




つまり太郎くんの分かれ道とは
こうゆうことなのかもしれません。



小学校に行って
友だちとの帰り道
ランドセルを背負って走って帰っていた途中で
友だちが転んだとき



そのまま走っていってしまう子と

振り向いて「大丈夫?」と声がかけられる子になるか



この分かれ道なんですね。



「なんで転んでるんだよ。先に行くぞ」


「大丈夫か?」とそばに来てくれる


大きな大きな分かれ道ですね。


ひとりの帰り道で転んだときも
ズボンをめくって公園の水道で傷を洗って
家に帰ったらカットバンを貼って

保育園のときに先生がしてくれたこと

お母さんがしてくれたことが


ちゃんと自分でできるようになるんですね。


〜心身ともに健やかに〜

痛かったのは身(体)だけではなく
あのとき太郎くんが転んで起き上がらなかったのは
心も痛かったのですね。

ーMISAー