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ニュートラル③

ーニュートラルの旅の途中ー

『いつも笑顔でいなくてもいいんだよね』
『みんなの前で明るく振る舞わなくてもいいんだよね』

とは言えども
そう簡単なことではなかった。

生まれてから今まで ちやほやされてきて
みんなの期待に応えようと お利口さんでいることに慣れっこだったし
自分らしさやその雰囲気を壊さず作り続けてきたわけで・・・。


そういえば
学生の時、大好きな友人にこう言われた。

「MISAって写真撮るときいつも笑ってるよね。全部同じ顔してる』

こんなサイコーのキュートな笑顔になんてこと言うの!って思ったけど
考えてみれば ”確かにそうだ” とも思った。


こんなこともあった。
ぼーっとしていたり おとなしかったりしたときに

「何かあったの? 今日元気ないね」
「あれ? MISAが笑っていない。何かあった?」

と声かけられる。

やっぱり自分の印象は
『明るくて笑っていないといけないんだな』
『静かにしているとみんなに心配かけるんだな』って思った。



ん~~~なんとも厄介だな。



そこで、こんなことをやってみた。
鏡に前で 笑顔と笑顔でない自分を比較しながらいろんな顔をしてみて

『なるほど、これが笑っていない自分か』

と確認した。

”自分を解放する”
”ニュートラルなありのままの素の自分” からスタートする

でも
お利口さんの自分 キライじゃないんだけどな。
笑顔の自分、イヤじゃないんだけどな。


カウンセリングの恩師は、いったい何が言いたかったのだろう。

こうして ニュートラルの旅は
カウンセリングの「自己理解」「自己受容」「他者理解」「他者受容」に突入する。

To be continued 

ーMISAー